メディアデビュー!これまでの足跡と新年に向けて

今年6月にママ友二人で設立したファミリード。

コロナ禍の真っ只中、向かい風に立ち向かうべくオンラインイベントを突如開催するファミリード。

リモートでの講座開催の壁に立ちふさがるファミリード。

この半年、思い返せば様々なトライをしてきました。

メディアへの露出もいくつか経験してきましたが、ホームページではあまりご紹介してこなかったので、師走にはいったことですし、ここらで一旦これまでを振り返ろうと思います。

まず、3月末にこのホームページが出来上がりました。
その時の最初のコラムはこちら
改めて読んでみて娘の子育ての経験からこの活動に繋がったことを思い出しました。

子育ての良いところの一つは、他人ごとも自分ごとのように思えた事。
自分一人では子育てはできないし、そのために良い社会になってもらはなくては困るし、よそ子でも悲しい顔をしているのを見たくない。

そんなシンプルな発想から始まったのです。
だいぶ飛躍しているように見えるかもしれませんが、私の中では繋がっています(笑)。

ウェブサイトは講師情報のほか、講座開催の流れや案内状などのテンプレートをダウンロードできるように整えました。

その直後から開始した講師認定の活動。

あらゆるコネクションを利用して、私たちが「おもしろい!聞いてみたい!」というセミナー講師を探しました。

無名で何の保証もない弱小法人にもかかわらず、認定講師のお誘いに応えてくれた方は16名。「日本を変えよう!」という大それた思いに賛同してくれた方々が集まっています。

ファミリードの認定講師の条件は保護者に届けたい良質なコンテンツを持つ熱い「思い」を持つ人。
有名・無名・経験は関係なく、家庭教育学級のスポンサーである行政の補助金で賄える範囲での講師料で引き受けてくださることも条件としてお願いしています。

認定講師の詳細をご覧になりたい方はこちらへどうぞ。

副代表の亀谷さおりが某小学校で登壇した時の様子

また、「我こそは認定講師に!」という方はこちらをご覧ください。

ファミリードでは元々セミナー講師であったかどうかは問いません。

これまで企業で働いていた方、専業主婦だけどある方面で極めている方、昨今の企業の就労システムの変化で時間の空いた会社員など、未経験の方にも挑戦していただくために、認定講師限定のサービスも取り揃えております。

経験・実績に合わせて「正会員」「セミプロ会員」「プレ会員」と種別を明示することで、経験の浅い方でも安心してご登録いただけます。

「伝えたい」という思いと「ニーズに合ったコンテンツ」を重視しており、現時点では、プログラミング、性教育、SDGsを保護者に指南してくださる方を特に必要としています。

ファミリード認定講師プロモーションサービスはこちら

そして8月にNPO法人ハピタと出会います。
代表の加藤拓也氏はPTA副会長の経験とIT企業勤務というバックグラウンドを生かしてPTA運営効率化ツールを開発、利用促進をされている方です。

ファミリードの活動目的の一つは「効率化」です。

毎年入れ替わる担当者がうまく引き継げていないのでは?
毎年同じような書類をゼロから作っていないだろうか?
ただでさえ講師を探すという難題を抱えるため、事務作業は少しでもラクしてもらいたい。

ハピタのツールはそんな思いと合致するコンセプトでした。

PTA事務局の作業の軽減や保護者同士のコミュニケーションはもちろん、「地域の巻き込み」まで考えていること。

保護者だけで何とかしなくていい。

先生や近くに住む大昔の卒業生だって「それ私やります!」と手を挙げることができる。
そんな温かい気持ちを汲んでくれるツールなのです。

代表の加藤拓也氏のインタビューの模様はこちらをご覧ください。

そして、時はまだコロナ一色の世の中。

PTA活動は全国的に停滞し、講座開催のニーズもほぼない状態。

これまで学校内の集会室等で対面での開催をしてきた講座ですが、「オンラインで実施する」なんて発想は私もありませんでした。

でも今やzoomというツールを知らない人はほとんどいません。

そもそもオンラインでできれば、北海道や沖縄、離島にある学校から首都圏に在住する講師の話が聴けるのです。補助金額が限られている家庭教育学級では、交通費が不要になることはとても大きいことです。

現在だけでなく、恒久的に定着するといい。

「集まれないからできないよね?」という流れもくい止めたいところです。

こうなったら何としてもファミリードのことを多くの方に知ってもらわねばなりません。

行き着いた先がファミリード初のイベント「オンラインミニ講座」の開催。

ファミリードの思いやおもしろい講座内容を知ってもらおうと2時間弱のオンラインイベントを企画しました。

イベントを多くの方に知ってもらおうと新聞社、雑誌社、ウェブサイト運営団体など多くのメディア企業にお手紙を書きました。

もう何社に発送したか数えきれなくなった頃に、毎日新聞さんからお電話をいただきました。

嬉しかったです〜。

涙と緊張で声が震えていたのを鮮明に覚えています。

10月5日、ファミリードは毎日新聞社会面でメディアデビュー、オンラインミニ講座の告知をしていただきました。

写真の説明はありません。

そして迎えた10月8日13時、ファミリード初のイベント「オンラインミニ講座」を開催しました。

イベントには後日視聴も含めると60名を超える視聴の申し込みがありました。

感動したのは、受講後アンケートの温かなお声の嵐。

PTA活動がネガティブに捉えらえているこの世の中で、私たちの思いに賛同してくれる方々が多くの励ましのメッセージを下さったことに感激しました。

開催報告はこちらをどうぞ。

そして、少しづつですが、ようやく講演依頼が舞い込むようになってきました。

10月22日 東京新聞・中日新聞、「東京すくすく」の記事にファミリードの理事が登場。

何だかエラそうにPTAのあり方なんぞ語ってしまいました。すみません。

東京新聞ウェブ版「東京すくすく」にも全文が掲載されています。

のちに検索サイト「goo」にも東京すくすくの記事が掲載されていることを発見しました
goo様、ありがとう!

取材を受けた時の様子。アゴが気になる・・・

そして、オンラインミニ講座に参加していただいたメディア関係者の方が11月3日に子連れでも安心しておでかけできる情報満載ファミリー向けポータルサイト「ココフル」さんにファミリードの活動をご紹介いただきました。

ファミリードの詳細なご紹介は初めてでとても嬉しいできごとでした。

12月に入り、YouTube「ファミリードチャンネル」を開設しました。

これまでだったら委員になった当事者や知り合いのつてで行っていた講師探しからの転換。

ウェブのプロフィール情報だけで判断するのは難しいだろう、というわけで、立体的な情報で講座内容や講師の人となりを確認していただけるよう全講師の動画をアップすべく励んでおります。

これを書いている今も、テレビをつければコロナ感染拡大のニュースばかり。

新年度もPTA活動が例年通り行われるとは考えずらい。

しかし、だからこそPTA活動や保護者の学びについて考えるべき時。

これまで全ての活動が必要とは思いませんが、必要なことだけやればいい。

どうしてもPTAでやらなくてはいけないのか?

いやいや、主催がどこかなんて正直言ってどうでもいい。
でもせっかく行政から補助金が出ているのだから有効活用しましょうよ。

保護者の学び続けることで、私たちは子供達に伴走し、先行きが見えない未来に立ち向かうことでようやく乗り越えられることのように思います。

私たち保護者も「人生100年時代」に突入。

会社員、主婦という肩書きだけでなく、「学校での講師」というワクワクするチャレンジをサポートしたい。

「できない」ではなく「どうしたらできるのか」を探りませんか?

ファミリードをあなたの好きな方法でご活用いただけたら幸いに存じます。

本年はお世話になりました。

来年もどうか温かく見守り、時に叱咤激励をくださるよう、どうぞよろしくお願いいたします。

2020年12月 星谷みよ子