去る8月6日土曜の午後にペアレントサミット第二弾「もう迷わない!大学入試の変化と子どものキャリア戦略」を開催しました。
ファミリードは創設して2年2ヶ月。
これまでも様々なイベントを企画してきましたが、パネルディスカッション、そして、そこから派生する団体としてのメッセージを発信するのも、考えてみれば初めてです。
登壇者と討論を重ねて準備しましたが、多くの方にお申し込みいただけるのか、メッセージは誤解なく意味あることを伝えられるのか、とても心配しながら当日を迎えました。
そして終了後、無事終わってホッとしたのも束の間、受講した友人から電話を直後にもらいました。
開口一番、以下のようなお言葉が。
「もっと高額で、もっと大勢の人に聞いて欲しかった!」
何ともあまりにこちらに寄り添ってくれたコメントに面食らいましたが、それだけイベントの価値を感じてくれたのかとジワジワと嬉しさが込み上げました。
お世辞ももちろんあるでしょうが、受講後アンケートでは他にもたくさんのお褒めの言葉をいただきましたので、一般の方々へも視聴を公開することにいたしました!
調子乗りついでに受講後アンケートでいただいたコメントと共に当日のご紹介をします。
おっと、その前に、このイベントの10日後の8月15日に日本経済新聞に以下の記事(有料版)に触れておきたいと思います。
大学入試、偏差値時代終幕の足音 推薦・総合型が過半に
教育岩盤 漂流する入試(1)
まさに、内容は本イベントの基調講演のテーマそのもの。
ニュージーランドに教育移住し、学生に進路指導をする山口たくさんから「世界の変化から読み解く『大学入試制度の変化』」が解説した内容の一部です。
日経新聞より一歩先んじてお届けしたことに鳥肌が立ちました。
アンケートの原文のままいただいたお声を掲載します。
- 私が知らないことが多く、入試についてまだ意識していなかったのでとても参加になりました。特にAO入試については全く知らなかったので、お話を聞くことができて良かったです。基調講演もパネルディスカッションも「自分」を大切にしていくことが大事だと思いました。子どもにたくさん経験させ、考えさせ、自分で決めさせていくことで、自身で自分の人生を歩んでいく力をつけさせることを親として意識したいと思います。まずはいろいろ口を出さずに、子どもを信じて待つ、失敗してもいいんだよという関わりをすることを大切にしたいです。
- 子どもよりまずは私自身が変わらなければ、と感じました。
私自身が経験していない社会に突入しており、私の価値観が通用しない部分も増えてます。
大切に守っていくことと、柔軟に変化していくことをアンテナを張り、情報をキャッチしながら、進化出来たらよいな~と感じました。
- 本日は貴重なお話をありがとうございました。大学入試の変化には大変驚きました。どんな子に育ってもらいたいか改めて考え、学力だけではなく生きる力を持てるよう親の考え方を改める必要があると感じました。大変勉強になりました。
そして、いよいよ3名の認定講師によるパネルディスカッション!
頭でイメージする目標はなぜか田原総一朗氏!
登壇者も視聴者も最大限に盛り上げたいと数週間前から緊張しておりました。
前出の山口さん、ベテラン人材育成コンサルタントの渡辺千春さん、就活を大学で支援するキャリアコンサルタントの塚本智美さんの三人からお話を伺いました。
『戦略』と掲げている以上、何をどうしたらいいのかご提案をクリアに伝える必要があると事前に講師たちと時間をかけて練りました。
未来を生きる子どもにはどんな力が重要で、それを育てるためには保護者は何ができるのか視覚的にも整理しみました。
- 「○○しない」ということには耳が痛かったです。ついつい口出ししてしまうため、子供のためにも改めたいと思います。子供のやりたい事や意見をきちんと聞き、親の意見を押し付けないようにしていきたいと思いました。
- 日本の教育のあり方、子どもとの向き合い方などいろいろ考える時間になりました。有益な時間をありがとうございました。
- とっても良かったです!!私が学び広げていきたいと思っていることを皆さんおっしゃっていて、自分の知識の確認にもなりました。
ちなみに「自己肯定感はいつから身につくものなのか?」という問いがありましたが、私は赤ちゃんの頃からだと考えています。幼少期の愛着形成はとても重要で、大人になってからの人間関係の構築にも関係してくると言われています。子どもが大きくなってもその後の関わり方で子どもの自己肯定感は左右されるので、本当に親の役割は大きいと思っています。自分の自己肯定感が低いと感じている大人が多い中で、子どもも大人も自己肯定感を高め、より良い子育てができるような環境を作っていきたいと思います。
今回もとても良い学びの場を作ってくださり、ありがとうございました。
皆様、真剣にご覧になっていただき本当に本当に感謝です。
ちなみにですが、私(星谷)は何気に友人のエリカさんが質問時間に最後に放った言葉が頭から離れずにいます。
(時間が押していて話しているところをぶった斬ってしまいました。ごめんなさいm(_ _)m)
『子供の人生を親が生きちゃいけない』
まさにその通り!耳が痛い!!
私もかつてそのような行動をたくさんしてきました。
娘は現在中学二年生です。
この言葉の意味を活用するにはそれほど遅くはなかったと思いますが、もっと早くに耳元で囁いてくれている人がいたら、娘も私もより良い選択ができていたかもしれません。
この言葉の意味は動画を観るともっと深い解釈ができると思われます。
ぜひ動画へアクセスしてください。
改めてこの動画視聴をお薦めする方を整理します。
・なんだかんだ言って「大企業に入れば一生安泰」だと思う
・大学ぐらいはせめて行ってほしい
・苦手科目を克服させることに悩んでいる
・中学受験は経験させたい
・子どもには自分を同じ道を歩ませたい
・いい大学にどうしたら入れるのか頑張っている
動画は個人利用で2,200円、2週間アクセス可能です。
団体利用の場合には、こちらから詳細をご確認、お申し込みができます。