先日、代表の星谷と二人で、NPO法人ハピタ代表の加藤拓也さんと対談する機会をいただきました。
一度オンラインで挨拶させていただいていたのですが、オンラインの時以上に柔らかい気さくな雰囲気をお持ちでした。加藤さんの人柄が、PTAに関わるみんなをハッピーにするPTAツールを生み出した、というのが納得できる、終始和やかな温かい時間になりました。
忙しかったけれど楽しかったPTA副会長の経験を経て、距離を置いて考える時間ができたからこそ生まれたPTAツール
Q:PTAツールを開発するに至った経緯を教えてください。
A:僕がPTAに関わるようになって高い確率の、PTAあるある!というのがあるんです。
PTA役員をやる前は専業主婦だったママさんが、役員の2年間の任期を終えると働きに出るということなんです!
イベント前には毎日のように時間やりくりをして、家事、子育て、さらにPTAの仕事をこなしてきたママさんたちにとって、自然に社会に出て働くことにつながるのでしょうね。
実は、ハピタを立ち上げようと思った理由もこれに近いものがあります。
PTAで副会長を務めた2年間は、忙しいながらもとても楽しかったです。
子ども向けのイベントで子どもたちが楽しそうにしているのを見るのが、一番のモチベーションであり、喜びでした。
PTAの2年の任期が終わり、子どもたちも大きくなり少年サッカーのコーチの役割も終えると、少し自由な時間ができました。PTAと距離をおいたからこそ、子どもの成長に伴い少し時間ができたからこそ、PTAの根本的な問題を解決する必要があると感じるようになりました。
ブラックという表現がされることもありますが、PTAが昔のままの形で運営されていることには違和感を感じていましたし、多くの方がPTAを避けがちになる理由が存在しています。
そこで、まずはじめに、デジタル化することによって、PTAに関係する人々の負担を少なくすることを思いつきました。
みんながPTAを楽しんで取り組めるようになれば、みんながハッピーになれるのではないか、世の中のために何かできるかもしれないという気持ちが大きくなりました。PTAが今直面している課題を根本的に解決するためにどうすればいいか、というのを突き詰めて考えるようになりました。
PTAあるある!と聞いて、てっきりPTAについてのネガティブな話だと思っていた私はとても驚きました。子どもの成長に従い、親と子どもの関わり方や、それぞれのライフスタイルは変化していきます 。お子さんの成長が社会貢献を考えるきっかけになったのが素晴らしいと思いました。
Q:PTAツールの機能の中で一押しのものを教えてください。
A:ハピタが共同開発しているPTAツールには、個人情報保護法などPTAで不可欠な書類のフォーマットがつまった機能、役員同士が自分に関係のあるお知らせだけを確認できる機能、PTA会費の集金機能、投票して総会をWEBでできる機能、イベントごとにお手伝いを募集できる機能、いろいろな機能があります。
でも注目してもらいたいのは、ツールそのものではなく、PTAならではの問題や課題を解決する糸口になるような、そして地域も巻き込んで子どもたちを守ることのできるような、ツールに付随するPTAに特化した情報が詰まっていることなんです!これがこのPTAツールの特徴です。
例えば、「できる人ができる時にできることを」というのが本来のPTAのあるべき姿だと思っています。
今は委員などの係をあらかじめ決めることが多いと思いますが、ハピタの募集機能を使えば、
イベントごとに担い手を募集し、その時に参加できる人が集まってイベントを作り上げていく、ということが可能になります。PTAに無理なく楽しみながら参加できるようになることが、理想的だと考えています。
Q:PTAツールを導入されたPTAの役員のみなさんは、どのようなメリットを感じていらっしゃるのでしょうか。
A:多くの方から、個人情報をやり取りすることなく連絡が取りあえることが大きなメリットだという声をいただいています。
その他には、名簿作りをする必要がなくなったこと、それぞれの担当が必要な資料を個々のペースで作業できること、 引継時の負荷もかからなくなったことなど、かゆいところに手が届く便利なツールだという声をいただいています。
Q:ファミリードのことをどう思いますか?
A:PTA役員の中で講座開催を担当する方たちにとって、有益な情報が詰まったサイトだと思います!PTA役員向けの情報としてぜひファミリードさんを紹介したいと思っています。そして場所を選ばずに勉強できる、オンラインの保護者向け講座というのはこれからのあるべき姿だと思います。
また、今は、ファミリードさんは保護者向けの講座の専門家の情報に特化していらっしゃいますが、地域がつながっていくためにも、学校と、地域で子どもたちに授業ができる人たちを繋げるようなシステムも作ってもらえたらうれしいです!
今度、息子の学校でキャリア授業を担当することになったので、子どもたちと触れ合えるのが今から楽しみです。もしそのようなシステムを作ってくださったら、講師として登録します!
コロナにより、世界は大きく変化していますが、オンラインは、距離を超えて繋がることができ、また距離が近くても分断されてしまっている情報をも繋げることができる、という可能性をもたらしてくれていることに気づいた瞬間となりました。
ハピタの加藤さん、貴重なお時間をありがとうございました。
10月8日にファミリードが開催する「オンラインミニ講座」では、魅力的な4名の認定講師によるミニ講座のほかに、ハピタが共同開発しているPTAツールについても紹介します!
なんと、「オンラインミニ講座」を受講していただいた方へは、3月まで無料でお試し!というすごい特典をつけてくださるそうです!
みなさまぜひ、「オンラインミニ講座」にご参加ください!
お申し込みはこちらから https://forms.gle/gnQenQPupGEXQAM47
投稿 亀谷さおり